2022/03/06 20:27

先日、NHK Eテレで紹介されて以来、店頭で品薄状態が続いていました絵本『ぼく』と、
同じ岩崎書店さんから出ている絵本『だいち』が入荷しました。
『だいち』は、『すき』という詩集に載っていた詩に、絵がつけられた作品。
そして『ぼく』は、自死をテーマにした作品です。

どちらも命のことをじっくりと思うことのできる作品です。

『ぼく』は、死をテーマにした「闇は光の母」シリーズ(俊太郎さん命名)の中の1冊。
編集の方はテレビで、「死を取り扱うのであれば自死は避けられないだろう」とおっしゃっていました。
とても繊細なテーマなので、あえて手に取ることを避ける方もいらっしゃるかもしれません。

『ぼく』に限らず、どんな作品も読んで読んでと強く勧めることはしませんが、
(それぞれの作品の魅力は熱く語ってしまいますが)
心に悲しみを抱えた方にとって、もしかしたら救いになる作品かもしれない…
そう私は感じています。

店頭では閲覧もしていただけます。
どうぞごらんください。